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2023.10.11
【2023年10月最新】有効求人倍率って?/就職・転職に関するワード解説

こんにちは!センリョクエージェントの清水です。

すっかり秋めいてきた…と言いたいですが肌寒い日が続いていますね。

一日の寒暖差があるので、なかなか服装が決めにくい毎日ですが、

体調管理をしっかりして過ごしましょう♪

 

さて、今回はお仕事特集ではなくコラムをお届け!

今回のテーマは≪有効求人倍率について≫です♪

みなさんは有効求人倍率という言葉を聞いたことがありますか?

聞いたことはあるけどよくわからない…なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は就職・転職に関するワード解説!≪有効求人倍率って?≫をご紹介します。

 

 

有効求人倍率を見れば採用市場がわかる!

有効求人倍率を見ると採用市場がわかります。

「買い手市場」「売り手市場」という言葉を聞いたことはありますか?

 ● [買い手市場]企業の求人数が求職者の人数よりも少なく、企業が採用しやすくなる市場
 ● [売り手市場]企業の求人数が求職者の人数よりも多く、求職者が就職しやすくなる市場

このように採用市場は求人数と求職者数を比較することで市場の様子がよくわかります。

 

では、この市場を見極めるには何を指標にしたら良いのでしょうか?

そのための指標が「有効求人倍率」です。

「有効求人倍率」とは、ハローワーク(公共職業安定所)に申し込まれた求人数を求職者の数で割った値です。

つまり、求職者1人あたりいくつ求人があるかをあらわしています。

 

有効求人倍率の計算は下記のように行います。

有効求人倍率=有効求人数÷有効求職者数

※有効求人数…ハローワークの当月新規求人数+前月から繰り越された求人数の合計

※有効求職者数…ハローワークの当月新規求職者数+前月で就職が決まらなかった求職者数の合計

 

例えば…

企業が出している求人数が合計で1000件、求職者が500人の場合の有効求人倍率は、

1000÷500=2.0倍

求職者1人に対して2件の求人がある状態です。

この場合は求職者が仕事を探しやすく、就職しやすい「売り手市場」であるといえます。

 

これが逆の場合で見てみましょう。

企業が出している求人数が合計で500件、求職者が1000人の場合の有効求人倍率は、

500÷1000=0.5倍

求職者1人に対して0.5件の求人がある状態です。

この場合は企業が応募を募りやすく、採用がしやすい「買い手市場であるといえます。

 

このように有効求人倍率が<1.0>より高いか低いかで現在の採用市場について知ることができます。

 

 

有効求人倍率ってどこでわかるの?

有効求人倍率は厚生労働省が毎月発表しています。

現在の有効求人倍率はこちらから確認してみてください。

9月29日時点での有効求人倍率は、

全国で<1.29倍>、新規求人倍率は<2.33倍>となっています。

そのことから現在の市場は若干「売り手市場」と言えるのではないかと思います。

※新規求人倍率は新たに掲載された求人数をもとに算出

 

また、都道府県別の有効求人倍率も発表されています。

全国平均1.29(前月:1.29、前々月:1.30)
北海道 1.11
青森県 1.29
岩手県 1.34
宮城県 1.32
秋田県 1.49
山形県 1.53
福島県 1.49
茨城県 1.57
栃木県 1.28
群馬県 1.53
埼玉県 1.20
千葉県 1.21
東京都 1.19
神奈川県1.13
新潟県 1.59
富山県 1.59
石川県 1.49
福井県 1.91
山梨県 1.44
長野県 1.57
岐阜県 1.64
静岡県 1.33
愛知県 1.33
三重県 1.47
滋賀県 1.34
京都府 1.25
大阪府 1.11
兵庫県 1.15
奈良県 1.37
和歌山県1.26
鳥取県 1.54
島根県 1.64
岡山県 1.52
広島県 1.40
山口県 1.72
徳島県 1.30
香川県 1.60
愛媛県 1.47
高知県 1.20
福岡県 1.13
佐賀県 1.55
長崎県 1.40
熊本県 1.45
大分県 1.53
宮崎県 1.48
鹿児島県1.28
沖縄県 1.19

※2023年8月分

※都道府県・地域別有効求人倍率

 

各都道府県によってバラつきはありますが、すべての都道府県で1.0以上なので全国的に「売り手市場」であると言えるのでは以下と思います。

 

 

どの業界がねらい目なの?

有効求人倍率とともに産業ごとの新規求人数が発表されています。

今回の発表で新規求人数の多かった業界は下記の通りです。

●医療・福祉
●サービス業
●卸売業・小売業
●建設業
●製造業

今回挙げた業界にはたくさん新しい求人が出ているということなので

ご希望の業界があれば仕事が探しやすいのではないでしょうか。

ぜひ参考にしてみてください!

 

まとめ

このように有効求人倍率を見ることで、採用市場がわかり就職活動の参考になるのではないでしょうか?

あまり聞きなじみのない「有効求人倍率」という言葉ですが、言葉の意味がわかれば就職活動やお仕事探しが少しスムーズに進むかもしれませんね!

 

自分一人では就職活動や転職活動がなかなかうまくいかないという方にはセンリョクエージェントの担当が寄り添います!

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<対応エリア>

東京都/神奈川県/千葉県/埼玉県/栃木県/茨城県/群馬県/山梨県

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<対応職種>

製造/物流/事務/研究開発/軽作業など多数

 

以上、有効求人倍率って?をお送りしました!

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