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2026.07.08
夏の工場・倉庫を乗り切る!派遣スタッフのための「夏バテ&熱中症」対策

7月に入り、いよいよ夏の本番がやってきました。

工場や倉庫などの現場で働くみなさんにとって、暑さとの戦いが本格化する季節です。
特にこの7月から新しい職場でスタートを切ったばかりの方は、
業務を覚える緊張感も重なり、自分が思っている以上に体力を消耗しやすい時期でもあります。

製造・物流のお仕事において、一番大切なのは「体が資本」であるということ。
無理をして体調を崩してしまう前に、正しい知識とセルフケアで対策を打つことが重要です。
今回は、夏の現場を安全に、そして元気に乗り切るための具体的なポイントを解説します。

まずは「健康第一」を合言葉に、体調管理を徹底していきましょう!

 

 

1.知っておきたい!
夏の工場・倉庫特有の「バテる原因」

オフィスのデスクワークとは異なり、製造・物流の現場には特有の「暑さの要因」が潜んでいます。
まずは、なぜこの時期に体力が削られやすいのか、その原因を知ることから始めましょう。

⚠️ データで見る7月のリスク

総務省消防庁の発表によると、昨年(2025年)7月期の全国の熱中症による救急搬送人員は39,375人にのぼり、過去3番目に多い搬送数となりました。
さらに注目すべきは発生場所で、全体の約10.3%(4,045人)が「工場・作業所などの仕事場」で発生しています。

🔗 参考リンク:
・最新の週別・月別の搬送者数グラフや速報値はこちら:
総務省消防庁「熱中症情報・救急搬送状況」

・昨年7月の確定値詳細レポート(PDF):
消防庁「令和7年7月の熱中症による救急搬送状況」

① 広大な空間にこもる熱と「湿気」

天井が高く広大な倉庫や、機械が常に稼働している工場内は、熱がこもりやすい構造になっていることがあります。
空調設備や大型ファンが回っていても、外気温の上昇とともに室温や湿度が急激に上がってしまうケースは少なくありません。
特に湿気が高い日は汗が蒸発しにくく、体内に熱がこもりやすくなります。

 

② スポットクーラー(冷風機)との激しい寒暖差

現場によっては、作業位置にスポットクーラーが設置されていることも多いと思います。
当たっている瞬間は非常に涼しくて快適ですが、
一歩そこから離れて荷物の搬送やライン移動を行うと、一気に熱気に包まれます。
この「激しい寒暖差」を1日に何度も繰り返すことで、
体温を調節する自律神経が乱れ、疲労感や食欲不振といった夏バテ症状を引き起こしやすくなります。

 

③安全を守るための「作業服」

怪我や安全対策のため、現場では長袖・長ズボンの作業着、帽子(ヘルメット)、安全靴の着用が義務付けられています。
これらは身を守るために絶対に欠かせないものですが、
どうしても熱が内側にこもりやすく、体感温度を上げる原因になってしまいます。

 

 

 

2. 明日からできる「正しい水分・塩分補給」

「喉が渇いた」と感じた時点で、体はすでに軽い脱水状態が始まっています。
過酷な夏を乗り切るために、現場での補給方法を今一度見直してみましょう。

  • 「水だけ」の補給は逆効果に
    汗をかくと、水分と同時にナトリウム(塩分)も体外へ排出されます。
    その状態で水だけを大量に飲むと、血液中の塩分濃度が薄まり、
    かえって足のつり(こむら返り)や頭痛、だるさを引き起こす原因になります。
    水分補給の際は、スポーツドリンクを選ぶか、
    麦茶などと一緒に「塩飴」「塩タブレット」をセットで口にするよう心がけましょう。
  • 飲むタイミングを「ルーティン化」する
    作業に集中していると、ついつい水分補給を忘れてしまいます。
    「休憩時間に入ったら必ず一口飲む」
    「1時間に1回、作業の区切りで必ず補給する」など
    自分の中でタイミングをルール化(ルーティン化)しておくのがおすすめです。
    ※現場ごとの飲料持ち込みルールや、指定の休憩ルールに従って行いましょう。
  • インナー(肌着)の工夫で汗冷えを防ぐ
    大量に汗をかいたままスポットクーラーの風に当たると、急激に体が冷えて体調を崩す原因になります。
    綿(コットン)素材は汗を吸うものの乾きにくいため、
    夏場は吸汗速乾(ドライ機能)に優れたスポーツ用のインナーを着用するのがおすすめです。
    常に肌をドライに保つことで、不快感を減らし、体温調節もしやすくなります。

 

 

 

3. 次の日に疲れを残さない!「夜のリカバリー」3つの鉄則

日中の現場で消耗した体力をどれだけその日のうちに回復させられるかが、
翌日のパフォーマンスと健康を左右します。
交代制勤務(夜勤)がある方も、帰宅後や就寝前の過ごし方を少しだけ意識してみましょう。

鉄則1 食事:「冷たいもの」ばかりに頼らず、スタミナ一品をプラス

暑い日は冷たいそうめんやアイスクリーム、冷えたビールだけで済ませたくなりますが、
冷たいものばかりを摂取すると胃腸の機能が低下し、さらに食欲が出なくなるという悪循環に陥ります。
食欲が出ないときこそ、豚肉や豆腐、うなぎ、ネバネバ系(オクラ・納豆)など
糖質をエネルギーに変える「ビタミンB1」が豊富な食材を意識して摂りましょう。
にんにくや生姜などの薬味を取り入れると、胃腸の働きを活発にしてくれます。

 

鉄則2 睡眠:エアコンは「朝まで(昼間の睡眠時も)かけっぱなし」が正解

「冷えすぎるのは良くないから」とエアコンのタイマーを切って寝ると、
夜中に室温が上がり、暑さで目が覚めてしまいます。
これが一番体力を削る原因になります。
設定温度を26°C〜28°Cのやや高めに設定し、風が体に直接当たらないように調整した上で、
朝まで(夜勤の方は昼間の睡眠時も)つけっぱなしにしましょう。
途中で起きることなく、深い睡眠をしっかりとることが最大のリカバリーです。

 

鉄則3 入浴:シャワーで済ませず、ぬるめのお湯で「足の疲れ」をリセット

製造・物流の現場は、立ち仕事や広い館内を歩き回る仕事が多く、足腰に大きな負担がかかっています。
夏でもシャワーだけで済ませず、38°C〜40°C程度のぬるめのお湯に10分だけでも浸かる時間を使いましょう。
湯船に浸かって体を温めることで、下半身に溜まった血液やリンパの巡りが良くなり、足のむくみやだるさがスッキリ抜けます。
また、リラックス効果によって自律神経が整い、スムーズに入眠できるようになります。

 

4. まとめ

製造・物流の現場は、私たちの生活を支えるなくてはならない大切な場所です。
だからこそ、そこで働くみなさんが元気に、そして安全に活躍してくれることが何より重要視されます。
夏場の体調管理は、決して「自己責任」だけで片付けられるものではありません。
少しでも「いつもより頭がボーッとする」「目まいがする」「妙に汗が出ない」といった違和感を覚えたら、
決して無理をせず、すぐに周囲のスタッフや現場の管理者に相談してください。
しっかりとした水分補給と夜のセルフケアで「健康第一」を守りながら、
この夏を一緒に元気に乗り切っていきましょう!

 

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この記事の執筆者:センリョクエージェント 清水

センリョクエージェントに新卒として入社後、人材派遣の営業担当として地域の企業や求職者をサポート。
その後新卒・中途採用を担当し、現在は広報として自社の知名度アップのために試行錯誤中です。
今年の目標は「健康第一!」